今時の鍵っ子は首からカギをぶら下げない
昔は鍵っ子と言えば首からカギをぶら下げていたものですが、今時の鍵っ子は首からぶら下げないんですよね。当時こそ「肌身に付けているのが一番!」となっていましたが、今はキーホルダーも色々な物がありますし、遊んだりしているうちに何かの拍子でとれてしまいかねないという不安や、首にカギをかけるための紐が何かに引っかかって首が締まってしまうという危険性を考えると、しっかりしたキーホルダーやカラビナなどを使ってバッグやランドセルに付けたほうが安全のようです。
また、家庭によってはキーレスシステムにしていたり、ICカードのカギを使っている家もあるでしょう。マンションが多くなったことでエントランスは暗証番号で開けられますし、昔ほどシリンダー錠に限った話ではないということもありますね。
今後、例えば遠隔操作でカギの開け閉めができるタイプが増えたり、生体認証の指紋や声紋や網膜、顔認証が普及する可能性もあります。そうなれば、鍵っ子がカギを持ち歩く必要さえなくなっていくのかもしれません。鍵っ子という言葉自体が、もしかしたらなくなるかもしれませんね。カギをぶら下げないどころか、カギを持ち歩くことがなくなってしまうことで、カギを紛失したりする危険性もなくなりますから。
生体認証や遠隔操作は、それはそれで防犯面でまだまだなところもあるでしょう。それらがもっと進化して確実な防犯性を持つようになれば、子供に留守番を任せるということももっと安心できるようになるかもしれませんね。